Cloudflare 525 SSL handshake failedのとき、最初の30分でやること
Cloudflare 525 SSL handshake failedが出たときに、最初の30分で「影響範囲の固定 → SSL/TLSモード確認 → オリジン証明書/到達性の切り分け」で止血するチェックリストです。
Cloudflareで 525 SSL handshake failed が出たときは、まず「Cloudflare ↔ オリジン間のTLS(証明書/設定/到達性)」の問題として扱うのが最短です。
この記事は、525が出て「サイトが落ちた/一部だけ落ちた」状況になったとき、最初の30分で“止血”するチェックリストです。
関連:
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0. まず結論(先にやる順番)
最初の30分は「直す」より「壊れている場所を確定する」を優先します。
- 525で確定(Cloudflare側のエラー番号・発生URL・発生率)
- 影響範囲を固定(全員/一部地域/一部URL/自分だけ)
- SSL/TLSモードとオリジン証明書の整合(Full/Full(Strict)・有効期限・SAN・チェーン)
- オリジン到達性の確認(443で応答するか、SNIで正しい証明書が出るか)
- 収束後に 再発防止(更新/監視/手順) を追加
1. 525で確定する(推理禁止)
まず「本当に525か」を確定します(似た症状でも原因が違います)。
- ブラウザのエラー画面に 525 が出ているか
- Cloudflareダッシュボードの Events / Analytics で、525が増えているか
- もし可能なら
curl -I <URL>を複数回実行し、再現率 を把握する
2. 影響範囲を固定する(最優先)
次を順に試して、影響範囲を固定します。
- 別端末(スマホ/PC)で同じURLを見る
- 別回線(モバイル回線)で見る
- 別リージョン(VPNなどが使えるなら)で見る
- 別URL(トップだけ/サブページだけ/特定パスだけ)で傾向を見る
「特定URLだけ525」なら、オリジンの 特定ルート/特定ホスト/特定証明書 の疑いが上がります。
3. CloudflareのSSL/TLSモードを確認する(最短で止血)
525は、CloudflareがオリジンとTLSハンドシェイクできないときに出ます。まずは設定の取り違えを疑います。
- CloudflareのSSL/TLSモードが Full(Strict) のとき:
- オリジン証明書が 有効期限切れ / ホスト名不一致 / チェーン不備 だと落ちます
- CloudflareのSSL/TLSモードが Full のとき:
- オリジン証明書が自己署名でも動く場合がありますが、結局はオリジン側TLSの不備が残ることがあります
判断の目安:
- 直前で「証明書更新/失効/自動更新失敗/ドメイン追加/サブドメイン追加」をしていたら、まずここです
4. オリジンが443で“正しい証明書”を返せるか確認する
オリジン側でありがちな原因は以下です。
- 443が開いていない(LB/Firewall/セキュリティグループ/プロキシ設定)
- SNI の設定不備で、要求ホストと別の証明書が返っている
- 証明書が更新されたが、片系だけ古い(複数台/複数AZ/複数オリジン)
- 中間証明書(チェーン)が欠けている
確認のしかた(可能な範囲で):
- オリジン直叩きのヘルスチェックがあるなら、まずそれを見る
curl -Iv https://<hostname>/でTLSハンドシェイクのエラー有無を見る(-kで誤魔化さず、まずは素で観測)
5. “今すぐ復旧”のための切り戻し候補
原因特定に時間がかかるときは、復旧優先の切り戻しを先に検討します(最初の30分の範囲)。
- 直前の証明書変更を戻す(以前の証明書に復帰できるなら)
- 直前のオリジン構成変更(LB/プロキシ/リバプロ)を戻す
- Cloudflare設定の取り違え(対象ドメイン/Zone/ルーティング)を戻す
※ 恒久対応(証明書の自動更新や監視)は、止血後にやります。
6. 再発防止(30分の外)
復旧後に、次のどれかを最低1つ入れると再発率が下がります。
- 証明書更新の 失敗検知(期限切れ前に通知)
- 複数オリジン/複数台があるなら、更新の 反映漏れ検知(片系だけ古いを潰す)
- 525が出たときの 復旧手順(誰が見ても同じ順番で確認できる)
状況が再現しない/原因が複合している場合は、相談だけ先に進めるのも有効です。
この記事を書いた人
川原
SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。
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