Search ConsoleでSoft 404が増えたとき、最初の30分でやること
Search ConsoleでSoft 404が増えたときに、最初の30分で「本当に404か/誤判定か/テンプレ事故か」を切り分けて止血する手順です。
Search Consoleで Soft 404 が増えたとき、最初の30分でやるべきことは「原因を当てる」より、(1) 本当に404なのか、(2) Googleに“404っぽい”と誤判定されているのか、(3) テンプレ/配信の事故なのか を短時間で分けることです。
この記事は、最初の30分で「止血できる事故」を先に潰して、次の1時間で触る場所(テンプレ/配信/URL設計)を固定するチェックリストです。
関連:
- /media/search-console-sitemap-fetch-error-first-30-minutes
- /media/robots-txt-crawl-stop-first-30-minutes
- /media/search-console-crawled-not-indexed-first-30-minutes
0. まず結論(先にやる順番)
- URL検査で「Googleが見た状態」を確認する(HTML/ステータス/リダイレクト)
- “404っぽい”ページを代表3件だけに絞る(全件は追わない)
- テンプレ事故(空・極薄・エラー画面)を疑い、最小差分で止血する
- 収束後に、恒久対応(URL設計/薄いページの扱い/内部リンク)を入れる
1. Soft 404 は「ステータス404」ではない(事故の形が複数ある)
Soft 404 は、HTTPステータスが200でも「中身が404っぽい/役に立たない」と判断されているケースが多いです。
典型:
- 200で「見つかりませんでした」を返している(not found表示だけ)
- 一覧/検索結果が空なのに200で返る(0件ページ量産)
- すべての未知URLをトップへリダイレクトしている(正しくない誘導)
- エラー画面/ログイン誘導が本文の大半を占める(WAF/認証/配信事故)
2. URL検査で“Googleが見た”状態を確定(10分)
代表URLを3つだけ選びます。
- 代表A: Soft 404が多いURL群の典型
- 代表B: 同じテンプレで“正常な”ページ
- 代表C: 収益に近い重要ページ(優先して守りたい)
URL検査で次を確認します。
- 取得できているか(タイムアウトや5xxがないか)
- 取得したHTMLが“空/極薄/エラー画面”ではないか
- canonical が意図通りか(別URLを正にしていないか)
- リダイレクトが不自然ではないか(未知URL → トップ固定など)
3. 最初の30分で止血できる“テンプレ事故”を潰す(10分)
Soft 404が急増したときは、まず「実装・運用変更が原因の事故」を疑います。
- 0件一覧のテンプレが変わって空のまま返すようになった
- エラー時のフォールバックが「空白」になった
- クライアントJS依存になって、Googlebotに本文が出ない
最小差分の止血案:
- 0件一覧は
noindex+ 明確な案内にする(量産URLの評価汚染を止める) - “見つからない”はHTTP 404を返す(200のnot foundをやめる)
- 重要ページはサーバーレンダリングで主要情報を必ず返す
4. “未知URL → トップへ301”は最初に疑う(5分)
未知URLをトップへリダイレクトすると、Googleには「大量の無関係URLが同じページに集約される」ように見えます。
結果として、Soft 404やクロールのムダが増えやすくなります。
この挙動がある場合は、まず 正しく404を返す 形へ戻すのが先です。
5. 収束後にやること(恒久対応の入口)
- “薄い/空”になりやすいページ群(検索結果・タグ・パラメータ)を整理する
- 重要ページに内部リンクを集める(ハブから辿れる状態にする)
- サイトマップに「価値が低いURL」を混ぜない(入口を強くする)
参考にした一次情報
この記事を書いた人
川原
SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。
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