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Search Consoleで構造化データのエラーが急増したとき、最初の30分でやること

Search Consoleで構造化データのエラー(リッチリザルト対象の警告/エラー)が急に増えたときに、最初の30分で「対象URLの切り出し/URL検査/テストツール再現/直近変更の止血」を進める手順です。

著者: 川原更新: 2026-05-15検索改善RSS
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Search Consoleで 構造化データのエラー(リッチリザルト対象の警告/エラー)が急に増えたとき、最初の30分でやるべきことは「原因を当てる」より、(1) 対象URLが本当に壊れているのか、(2) 直近変更(テンプレ/配信/プラグイン)が壊したのか、(3) 計測や表示だけの揺れなのか を短時間で分けて、止血することです。

この記事は、最初の30分で「止血できる事故」を先に潰して、次の1時間で触る場所(テンプレ/生成/配信/インデックス)を固定するチェックリストです。

関連:

  • /media/search-console-indexing-drop-first-30-minutes
  • /media/search-console-duplicate-google-chose-different-canonical-first-30-minutes
  • /media/search-console-soft-404-first-30-minutes

0. まず結論(先にやる順番)

  1. エラー対象を「代表3URL」に絞る(全件は追わない)
  2. URL検査で「Googleが見たHTML」と「インデックス可否」を確定する
  3. 代表URLをテストツールで再現(Rich Results Test / Schema Markup Validator)
  4. 直近変更の差分で“壊した箇所”を当て、最小差分で止血する

1. まず確認: “増えた”のは本当か(3分)

Search Consoleの構造化データレポートは、集計タイミングや評価の揺れがあります。まず「止血が必要な事故」かどうかを判断します。

  • 直近のデプロイ/テンプレ変更/プラグイン更新があるか
  • 新規ページが急増していないか(生成/インポートで件数が増えただけの可能性)
  • “同じURL群”で突然増えたのか、“新しいURL群”が増えたのか

判断の目安:

  • 同じURL群で突然増えた → 実装・配信の事故を疑う(最優先)
  • 新しいURL群で増えた → 生成ロジックの不足/要件漏れを疑う

2. 代表URLを3つだけ選ぶ(2分)

次の3つを選びます。

  • 代表A: もっとも件数が多いエラーの典型URL
  • 代表B: 同じテンプレの“正常”URL(比較用)
  • 代表C: 収益に近い重要URL(守る対象)

ここで 代表URLが取れない(URLが特定できない)場合は、まず対象レポートの「例」や「影響を受けたページ」を出せる範囲で抜き出してから進めます。

3. URL検査で“Googleが見た状態”を確定(10分)

各代表URLでURL検査を開き、次を確認します。

  • クロールできているか(5xx/タイムアウトがないか)
  • インデックス可否(noindex / robots / canonical)
  • 取得したHTMLが“期待通り”か(本文が空、エラー画面、ログイン誘導になっていないか)
  • canonicalが意図通りか(別URLを正にしていないか)

構造化データ以前に、HTML自体が壊れていると「構造化データも壊れます」。まず ページが正しく返っているか を先に確定します。

4. ツールで再現して“本当に壊れているか”を確定(8分)

代表Aと代表Bを次のどちらか(または両方)で確認します。

  • Rich Results Test(リッチリザルト テスト)
  • Schema Markup Validator(スキーマ マークアップ検証)

見るポイント:

  • JSON-LDがHTMLに出ているか(SSR/静的生成の事故で消えていないか)
  • JSONとして壊れていないか(末尾カンマ、引用符、エスケープ、括弧)
  • 必須プロパティが欠けていないか(タイトル/画像/日付など)
  • 直近変更で @type や @context が変わっていないか

5. “直近変更で壊した”パターン(7分)

増え方が急なら、まず実装・運用変更が原因の事故を疑います。

典型:

  • JSON-LDを生成している関数の条件分岐が変わり、一部ページで空になる
  • テンプレの共通ヘッダー差し替えでJSON-LDの挿入場所が消える
  • 画像URLが相対パスになり、要件を満たさなくなる
  • publishedAt/modifiedAt が未設定/未来日/空文字になる

止血の最小差分:

  • 代表C(重要URL)から先に、必須フィールドを“必ず出す”ように戻す
  • 条件分岐は「出せないなら出さない」より「安全な最小値を出す」に寄せる
  • まずは エラー0件化 より 重要URLの復旧 を優先する

6. 収束後にやること(恒久対応の入口)

  • 生成ロジックを「必須/任意」に分け、欠けやすいフィールドを監視する
  • テンプレ更新に対して、構造化データのスモークテストを追加する(代表URLだけでOK)
  • 新規ページ生成時に、構造化データの要件チェックを組み込む(CIまたはバッチ)

参考にした一次情報

  • Google Search Central: 構造化データ(概念とガイド)
  • Google Search Central: リッチリザルト テスト
  • Schema.org: Schema Markup Validator
  • Search Console Help: URL Inspection tool

相談したい場合は お問い合わせ から状況を送ってください(最短で見る順番を一緒に整理できます)。

この記事を書いた人

川原

SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。

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