AdSenseのCPC(単価)が急落したとき、最初の30分でやること
CPC急落を、需要/在庫/地域・デバイス/ポリシー/実装変更で30分切り分ける。
AdSenseのCPC(単価)が急落したとき、最初の30分でやることは、まず「CPC/単価の“見え方”が変わっただけ」なのか「実際に“入札・配信条件”が変わった」のかを分けると、無駄な改修を減らせます。
最初に結論
- まず RPM/CTR/表示回数 を同時に見て、CPCだけが落ちたのか(=単価要因)/ そもそも表示やクリックが落ちたのか(=実装/配信要因)を分けます。
- 次に 影響範囲(全ページ/特定ページ/特定デバイス/特定国) を固定し、原因を“1つに絞れる形”にします。
- 最後に 直前の変更(デプロイ/広告枠/レイアウト/同意/広告数) を時刻で当て、最短で戻します。
最初の30分でやること
1) 症状を固定する(数字の分解)
- いつから: 直近のデプロイ/テンプレ変更/広告設定変更と照合
- どこで: 全サイトか、特定サイトだけか
- 何が: CPCだけ低下 / CTRも低下 / 表示回数も低下 を分類
目安として:
- CPCだけ低下: 入札・単価要因(流入の質/地域/広告主需要/在庫)寄り
- CTR低下: レイアウト/配置/視認性/意図しないCSS変更の可能性
- 表示回数低下: 枠が出ていない/初期化漏れ/No fill/ブロックの可能性
2) まず“壊れていない”を確認する(実装/見え方)
- 直近で "data-ad-slot" / "data-ad-client" を変えていないか
- SPA遷移後に "adsbygoogle.push()" が走っているか(再初期化漏れ)
- 広告枠が "display:none" / 高さ0 になっていないか(CSS/親要素)
- クリック領域が狭くなっていないか(レイアウト崩れ/overflow)
3) 流入の質が変わっていないか(単価要因の最短チェック)
- 直近で流入元が変わっていないか(検索/リファラ/広告/ソーシャル)
- 国/地域やデバイス比率が変わっていないか(SP比率の増減など)
- 主要ページの内容が変わっていないか(広告主が付きにくい内容へ寄っていないか)
4) 配信条件・在庫の変化を疑う(No fill/制限との切り分け)
- 同じ期間で「空白/No fill」が増えていないか(別記事の切り分けへ)
- 露骨な“広告過多”になっていないか(追加した枠が多すぎる等)
- 直近で同意/プライバシー周りの実装を触っていないか(計測/配信に影響し得るため、変更時刻で当てる)
5) 最短の“戻し”を決める(復旧優先)
- 明確に疑わしい直近変更があるなら、まず戻す(slot/初期化/レイアウト/広告数)
- 変更がないなら、比較対象を作る(“単価が高いページ”と“低いページ”で差分を見る)→原因を1つに寄せる
SiteOpsで最短にする
SiteOpsは、サイト別・ページ別に「表示回数/CTR/RPM」の変化を並べ、CPC低下が“単価要因”か“実装/配信要因”かを早く分離します。
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この記事を書いた人
川原
SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。
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