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Cloudflare 521(Web server is down)が出たとき、最初の30分でやること

Cloudflare 521(Web server is down)を、オリジン停止/到達不可/拒否/DNS取り違えで30分切り分ける。

著者: 川原更新: 2026-05-18障害対応RSS
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Cloudflareで 521 Web server is down が出たときは、まず「Cloudflare → オリジン(サーバー)が落ちている/到達できない/拒否されている」のどれかとして扱うのが最短です。

この記事は、521が出て「サイトが落ちた/一部だけ落ちた」状況になったとき、最初の30分で“止血”するチェックリストです。

関連:

  • /media/cloudflare-524-timeout-first-30-minutes
  • /media/cloudflare-525-ssl-handshake-failed-first-30-minutes
  • /media/cloudflare-526-invalid-ssl-certificate-first-30-minutes
  • /media/search-console-server-error-5xx-first-30-minutes

0. まず結論(先にやる順番)

最初の30分は「直す」より「壊れている場所を確定する」を優先します。

  1. 521で確定(Cloudflare側のエラー番号・発生URL・発生率)
  2. 影響範囲を固定(全員/一部地域/一部URL/自分だけ)
  3. オリジンが生きているか確認(Cloudflareを経由しない観測ができるなら最優先)
  4. 拒否されていないか確認(Firewall/セキュリティグループ/allowlist)
  5. 最短の切り戻し(直前のオリジン/ネットワーク/DNS/Cloudflare設定変更)

1. 521で確定する(推理禁止)

まず「本当に521か」を確定します(似た症状でも原因が違います)。

  • ブラウザのエラー画面に 521 が出ているか
  • Cloudflareダッシュボードの Events / Analytics で、521が増えているか
  • もし可能なら curl -I <URL> を複数回実行し、再現率 を把握する

2. 影響範囲を固定する(最優先)

次を順に試して、影響範囲を固定します。

  • 別端末(スマホ/PC)で同じURLを見る
  • 別回線(モバイル回線)で見る
  • 別リージョン(VPNなどが使えるなら)で見る
  • 別URL(トップだけ/サブページだけ/特定パスだけ)で傾向を見る

判断の目安:

  • 全員・全ページで521: オリジン停止/DNS/Firewall/Allowlistを優先
  • 一部パスだけ521: オリジンのルーティング(LB/リバプロ/アプリ)や特定ホストの疑い
  • 自分だけ521: ローカルDNS/キャッシュ/ブラウザ拡張/ネットワークの可能性も残す

3. まずオリジンが“生きている”かを確認する

521は「オリジンが落ちている」以外にも、「生きているが到達できない/拒否される」でも起きます。

可能なら、Cloudflareを介さずオリジンの状態を観測します。

  • オリジン直叩きの ヘルスチェック があるなら、まずそれを見る
  • 監視(Uptime/アプリ監視/ホスティング側ステータス)があれば、直近の異常 を確認
  • オリジンが複数台なら、片系だけ落ちていないか(ローリング更新/スケール/障害)

ここで「オリジンが落ちている」が濃厚なら、まず復旧(再起動/ロールバック/スケール)に寄せます。

4. “拒否”されていないか(最頻出の見落とし)

オリジンが生きているのに521が出るときは、Firewall/セキュリティグループなどで Cloudflareからのアクセスが拒否 されているケースが多いです。

チェックリスト:

  • 直前にFirewall/セキュリティグループ/リバプロ設定を変えていないか
  • オリジンが Cloudflare IPレンジ を許可しているか(許可/拒否のルールを確認)
  • “Bot対策” “Geoブロック” “Rate limit” で誤爆していないか
  • ポート が正しいか(Cloudflareが到達できるポートか/オリジン側がLISTENしているか)

止血の優先順位:

  • 一時的に 許可ルールを広げる(復旧優先)→ 収束後に最小化

5. DNSの取り違え(オリジンを指していない)

DNSが別オリジンを指してしまっていると、当然521になります。

  • 直前にDNSを触っていないか(A/AAAA/CNAMEの変更、移管、TTL)
  • “本番” のつもりが “別環境” を指していないか(stg向けIPなど)
  • IPv6(AAAA)が残っており、片方だけ違うオリジンを指していないか

6. “今すぐ復旧”のための切り戻し候補

原因特定に時間がかかるときは、復旧優先の切り戻しを先に検討します(最初の30分の範囲)。

  • 直前のオリジン変更(デプロイ/設定/スケール)を戻す
  • 直前のFirewall/セキュリティグループ変更を戻す
  • 直前のDNS変更を戻す(切り戻しが安全な場合)
  • 直前のCloudflare設定変更(Proxy/DNS/ルーティング/WAF)を戻す

※ 恒久対応(監視や変更手順の整備)は、止血後にやります。

7. 再発防止(30分の外)

復旧後に、次のどれかを最低1つ入れると再発率が下がります。

  • オリジンの 死活監視(外形監視 + アプリ監視)
  • 変更の 記録(いつ・何を変えたかがすぐ追える)
  • Cloudflare → オリジンの拒否ログを すぐ見れる場所 に集約

状況が再現しない/原因が複合している場合は、相談だけ先に進めるのも有効です。

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  • 相談する

この記事を書いた人

川原

SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。

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