Cloudflare 526 Invalid SSL certificateのとき、最初の30分でやること
Cloudflare 526 Invalid SSL certificateが出たときに、最初の30分で「影響範囲の固定 → SSL/TLSモード確認 → オリジン証明書の無効理由(期限/ホスト名/チェーン/SNI)特定 → 止血」を進める手順です。
Cloudflareで 526 Invalid SSL certificate が出たときは、まず「Cloudflare ↔ オリジン間のTLSで、Strict判定に通らない証明書が出ている」として扱うのが最短です。
この記事は、526が出て「サイトが落ちた/一部だけ落ちた」状況になったとき、最初の30分で“止血”するチェックリストです。
関連:
- /media/cloudflare-525-ssl-handshake-failed-first-30-minutes
- /media/cloudflare-524-timeout-first-30-minutes
- /media/search-console-server-error-5xx-first-30-minutes
0. まず結論(先にやる順番)
最初の30分は「直す」より「どの証明書が無効判定されているか確定する」を優先します。
- 526で確定(Cloudflare側のエラー番号・発生URL・発生率)
- 影響範囲を固定(全員/一部地域/一部URL/自分だけ)
- SSL/TLSモード確認(Full(Strict)かどうか)
- オリジンが返す証明書の“無効理由”を特定(期限/ホスト名/チェーン/SNI/片系)
- 収束後に 再発防止(自動更新/監視/切り戻し手順) を追加
1. 526で確定する(推理禁止)
まず「本当に526か」を確定します(似た症状でも原因が違います)。
- ブラウザのエラー画面に 526 が出ているか
- Cloudflareダッシュボードの Events / Analytics で、526が増えているか
- もし可能なら
curl -I <URL>を複数回実行し、再現率 を把握する
ポイント:
- 526は「オリジン証明書が無効」寄りです(525はハンドシェイク自体が失敗、524は応答遅延)
2. 影響範囲を固定する(最優先)
次を順に試して、影響範囲を固定します。
- 別端末(スマホ/PC)で同じURLを見る
- 別回線(モバイル回線)で見る
- 別リージョン(VPNなどが使えるなら)で見る
- 別URL(トップだけ/サブページだけ/特定パスだけ)で傾向を見る
「特定URLだけ526」なら、オリジン側の 特定ホスト/特定証明書/SNI の疑いが上がります。
3. SSL/TLSモードを確認する(最短で当てる)
526は多くの場合、CloudflareのSSL/TLSモードが Full(Strict) のときに、オリジン証明書がStrict判定に通らないと発生します。
まず確認:
- CloudflareのSSL/TLSモードが Full(Strict) になっているか
- 直前に「証明書更新/失効/自動更新失敗/ドメイン追加/サブドメイン追加/オリジン差し替え」がないか
4. オリジン証明書が“何で無効”なのかを特定する(最短ルート)
526の典型パターンはこのあたりです。
4-1. 期限切れ(最頻出)
- オリジン証明書の 有効期限切れ(更新漏れ/自動更新失敗)
- 複数台/複数オリジンがある場合、片系だけ期限切れ があり得ます
4-2. ホスト名不一致(SAN/CNミス)
example.comとwww.example.comの取り違え- ワイルドカードの範囲違い(
*.example.comでカバーできないホストが混ざっている)
4-3. チェーン不備(中間証明書が欠けている)
- オリジンが 中間証明書を返していない ため、検証が通らない
4-4. SNI/既定証明書の取り違え
同一IPで複数ドメインをホストしていると、SNIの設定不備で「別ドメインの証明書」が返ることがあります。
- Cloudflareからオリジンへ到達するとき、要求ホストに対して 正しい証明書 が返っているか
5. “今すぐ復旧”の切り戻し候補(最初の30分の範囲)
原因特定に時間がかかるときは、復旧優先の切り戻しを先に検討します(恒久対応は後)。
- 直前の証明書変更を戻す(以前の証明書に復帰できるなら)
- 直前のオリジン構成変更(LB/プロキシ/リバプロ)を戻す
- Full(Strict) → Full の切り替え(暫定で復旧することがあります)
- ただし「Strictで検証できない状態」を隠すだけなので、復旧後に必ず恒久対応へ戻します
6. 再発防止(30分の外)
復旧後に、次のどれかを最低1つ入れると再発率が下がります。
- 証明書更新の 失敗検知(期限切れ前に通知)
- 複数オリジン/複数台があるなら、更新の 反映漏れ検知(片系だけ古いを潰す)
- 526が出たときの 切り戻し手順(誰が見ても同じ順番で確認できる)
状況が再現しない/原因が複合している場合は、相談だけ先に進めるのも有効です。
この記事を書いた人
川原
SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。
関連記事
次にやること
複数サイトの検索、アクセス、収益データをまとめて見直すなら、SiteOpsのダッシュボードでサイト別に確認できます。
料金を見る相談したい / お問い合わせ