SiteOps
トップメディアダッシュボード更新履歴
記事一覧

Cloudflare 526 Invalid SSL certificateのとき、最初の30分でやること

Cloudflare 526 Invalid SSL certificateが出たときに、最初の30分で「影響範囲の固定 → SSL/TLSモード確認 → オリジン証明書の無効理由(期限/ホスト名/チェーン/SNI)特定 → 止血」を進める手順です。

著者: 川原更新: 2026-05-18障害対応RSS
Xで共有FacebookLinkedIn
料金相談

Cloudflareで 526 Invalid SSL certificate が出たときは、まず「Cloudflare ↔ オリジン間のTLSで、Strict判定に通らない証明書が出ている」として扱うのが最短です。

この記事は、526が出て「サイトが落ちた/一部だけ落ちた」状況になったとき、最初の30分で“止血”するチェックリストです。

関連:

  • /media/cloudflare-525-ssl-handshake-failed-first-30-minutes
  • /media/cloudflare-524-timeout-first-30-minutes
  • /media/search-console-server-error-5xx-first-30-minutes

0. まず結論(先にやる順番)

最初の30分は「直す」より「どの証明書が無効判定されているか確定する」を優先します。

  1. 526で確定(Cloudflare側のエラー番号・発生URL・発生率)
  2. 影響範囲を固定(全員/一部地域/一部URL/自分だけ)
  3. SSL/TLSモード確認(Full(Strict)かどうか)
  4. オリジンが返す証明書の“無効理由”を特定(期限/ホスト名/チェーン/SNI/片系)
  5. 収束後に 再発防止(自動更新/監視/切り戻し手順) を追加

1. 526で確定する(推理禁止)

まず「本当に526か」を確定します(似た症状でも原因が違います)。

  • ブラウザのエラー画面に 526 が出ているか
  • Cloudflareダッシュボードの Events / Analytics で、526が増えているか
  • もし可能なら curl -I <URL> を複数回実行し、再現率 を把握する

ポイント:

  • 526は「オリジン証明書が無効」寄りです(525はハンドシェイク自体が失敗、524は応答遅延)

2. 影響範囲を固定する(最優先)

次を順に試して、影響範囲を固定します。

  • 別端末(スマホ/PC)で同じURLを見る
  • 別回線(モバイル回線)で見る
  • 別リージョン(VPNなどが使えるなら)で見る
  • 別URL(トップだけ/サブページだけ/特定パスだけ)で傾向を見る

「特定URLだけ526」なら、オリジン側の 特定ホスト/特定証明書/SNI の疑いが上がります。

3. SSL/TLSモードを確認する(最短で当てる)

526は多くの場合、CloudflareのSSL/TLSモードが Full(Strict) のときに、オリジン証明書がStrict判定に通らないと発生します。

まず確認:

  • CloudflareのSSL/TLSモードが Full(Strict) になっているか
  • 直前に「証明書更新/失効/自動更新失敗/ドメイン追加/サブドメイン追加/オリジン差し替え」がないか

4. オリジン証明書が“何で無効”なのかを特定する(最短ルート)

526の典型パターンはこのあたりです。

4-1. 期限切れ(最頻出)

  • オリジン証明書の 有効期限切れ(更新漏れ/自動更新失敗)
  • 複数台/複数オリジンがある場合、片系だけ期限切れ があり得ます

4-2. ホスト名不一致(SAN/CNミス)

  • example.com と www.example.com の取り違え
  • ワイルドカードの範囲違い(*.example.com でカバーできないホストが混ざっている)

4-3. チェーン不備(中間証明書が欠けている)

  • オリジンが 中間証明書を返していない ため、検証が通らない

4-4. SNI/既定証明書の取り違え

同一IPで複数ドメインをホストしていると、SNIの設定不備で「別ドメインの証明書」が返ることがあります。

  • Cloudflareからオリジンへ到達するとき、要求ホストに対して 正しい証明書 が返っているか

5. “今すぐ復旧”の切り戻し候補(最初の30分の範囲)

原因特定に時間がかかるときは、復旧優先の切り戻しを先に検討します(恒久対応は後)。

  • 直前の証明書変更を戻す(以前の証明書に復帰できるなら)
  • 直前のオリジン構成変更(LB/プロキシ/リバプロ)を戻す
  • Full(Strict) → Full の切り替え(暫定で復旧することがあります)
    • ただし「Strictで検証できない状態」を隠すだけなので、復旧後に必ず恒久対応へ戻します

6. 再発防止(30分の外)

復旧後に、次のどれかを最低1つ入れると再発率が下がります。

  • 証明書更新の 失敗検知(期限切れ前に通知)
  • 複数オリジン/複数台があるなら、更新の 反映漏れ検知(片系だけ古いを潰す)
  • 526が出たときの 切り戻し手順(誰が見ても同じ順番で確認できる)

状況が再現しない/原因が複合している場合は、相談だけ先に進めるのも有効です。

  • 料金・導入の概要を見る
  • 相談する

この記事を書いた人

川原

SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。

著者情報

関連記事

Cloudflare 502 Bad Gatewayが出たとき、最初の30分でやること障害対応更新: 2026-05-18Cloudflare 504 Gateway Timeoutが出たとき、最初の30分でやること障害対応更新: 2026-05-18Cloudflare 520(Web server returned an unknown error)が出たとき、最初の30分でやること障害対応更新: 2026-05-18
前の記事Cloudflare 525 SSL handshake failedのとき、最初の30分でやること次の記事Cloudflare 524 A timeout occurredのとき、最初の30分でやること

次にやること

複数サイトの検索、アクセス、収益データをまとめて見直すなら、SiteOpsのダッシュボードでサイト別に確認できます。

料金を見る相談したい / お問い合わせ