障害対応を最短化する“状況メモ”テンプレ(10分で作る)
障害/急落/計測消失などのときに、10分で作れる状況メモ(テンプレ)です。自分の復旧も相談の往復も速くします。
「原因の切り分けが遅れる」より前に、まず遅れる理由があります。だいたい “状況が1枚にまとまっていない” ことです。
この記事は、障害/急落/計測消失などのときに、10分で作れる 状況メモ(テンプレ) です。自分の復旧も早くなり、第三者に相談する場合も往復が減ります。
0. まずコピペ用(テンプレ)
そのまま貼って埋めてください(空欄OK)。
■ 何が起きたか(1行)
■ 影響(どのサイト/どの指標/いつから)
- 対象URL:
- いつから:
- どの指標が落ちた/増えた:
■ 直前に変えたこと(24時間〜7日)
- デプロイ/リリース:
- ルーティング/リダイレクト:
- 計測/タグ/Consent:
- 広告/課金:
- インフラ/設定:
■ いま見えている症状(観測)
- 代表的なエラー/コード:
- 発生頻度(常に/たまに):
- 影響範囲(全ページ/一部/特定端末):
■ 再現条件(分かる範囲)
- 再現手順:
- 再現しない条件:
■ 切り分けで確認済み(YES/NOだけでも)
- 計測自体が止まっていない: YES/NO
- robots/sitemap/ads.txt が落ちていない: YES/NO
- 直近のデプロイをロールバックできる: YES/NO
■ ログ/証跡(貼れるもの)
- 直近デプロイのコミット/タグ:
- 代表ログ(1〜3行):
- スクショ(あれば):
■ いまの優先度
- 止血(まず戻す)/ 原因究明(再発防止):
1. 1行「何が起きたか」でブレを止める
最初の1行が曖昧だと、見ているものがズレます。次のどれかに寄せて書くと早いです。
- アクセスが落ちた(入口/検索/参照元)
- 収益が落ちた(広告/課金)
- 計測が消えた(GA4/タグ/Consent)
- エラーが増えた(500/503/JS error)
2. 影響は「いつから」「どの面が」「どの層が」
影響の書き方は3点だけで十分です。
- いつから(昨日の何時、デプロイ後、など)
- どの面が(検索 / 入口 / 収益 / 決済 / エラー)
- どの層が(全体 / 特定ページ / 特定端末 / 特定国)
この3点が揃うと、最初の切り分けが “仮説→検証” になります。
3. 直前に変えたことは「列挙」でよい
原因が分からないときほど、説明を頑張るより 列挙 が効きます。
- デプロイ/リリース(いつ、何を)
- ルーティング/リダイレクト(
/や主要ページ周り) - 計測/タグ/Consent(GTM、Consent Mode、CMP)
- 広告/課金(AdSense、Stripe、価格/プラン)
- インフラ/設定(CDN、Workers、キャッシュ、WAF)
4. 「確認済み YES/NO」があると止血が早い
復旧が遅いケースは、確認していないのではなく “確認済みが共有されていない” ことが多いです。
YES/NOだけでも残すと、同じチェックの往復が減ります。
- 計測が止まっていない(タグが動いている/イベントが入っている)
- robots/sitemap/ads.txt が落ちていない(404になっていない)
- 直近デプロイをロールバックできる(最小差分で戻せる)
関連:
- /media/search-console-drop-first-30-minutes
- /media/ga4-traffic-zero-first-30-minutes
- /media/adsense-rpm-drop-checklist
- /media/stripe-checkout-cvr-drop-first-30-minutes
5. SiteOpsで“状況メモ”を残しやすくする
複数サイトを運用していると、情報がツールに散って「まとめる前に疲れる」問題が起きます。
SiteOpsは、毎朝の優先順位づけと同じ感覚で、異常のときの 見る順番 を崩れにくくします。
- ログイン済み: /dashboard
- 未ログイン: /#pricing
必要なら、状況メモを貼って最初の切り分け順から整理します。
この記事を書いた人
川原
SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。
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