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インデックス未登録が増えたとき、最初の30分でやること

インデックス未登録が増えたときに、最初の30分で設定/クロール/移行のどれが濃厚かを切り分ける手順です。

著者: 川原更新: 2026-05-13検索改善RSS
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インデックス未登録(Indexing)まわりが崩れると、Search Consoleの「クリック/表示回数」の数字が落ちる前に“根本の供給”が止まります。最初の30分は、原因を「設定」「クロール」「品質」「移行」に分けて、どれが濃厚かだけを切ります。

この記事は、サイト運営者向けの“切り分け順”です。深掘りや修正は次の1時間でやります。

0. まずやらないこと(事故りやすい)

  • 大量のリライトを始める(原因が“設定/クロール”だったら無駄)
  • サイト構造を大改修する(ログがさらに読みづらくなる)
  • sitemapを闇雲に差し替える(原因切り分けが消える)

1. 「何が減ったか」を1つに固定する

最初に、問題を混ぜないように“対象”を固定します。

  • ページ数が減った(インデックス済みが減った/未登録が増えた)
  • クロールが止まった(クロール統計/サーバーエラー)
  • 表示/クリックが減った(インデックスはあるが露出が落ちた)

この記事は「ページ数が減った/未登録が増えた」前提です。表示/クリック側の急落は別記事で切ります。

関連: /media/search-console-drop-first-30-minutes

2. 最初の30分で見る順番(止血できる順)

「触ると戻る可能性が高い順」で見ます。

  1. robots / noindex / canonical の変更(設定ミス)
  2. サーバーエラー/タイムアウト増(クロール不能)
  3. sitemap / URL設計の変化(発見経路の劣化)
  4. 移行・リダイレクト・ドメイン変更(構造変化)
  5. 品質評価の問題(復旧に時間がかかる)

3. 設定ミス(robots / noindex / canonical)を最優先で疑う

ここは“戻すだけ”で復旧する可能性があります。

  • robots.txt を最近変えていないか(Disallow の誤爆)
  • noindex をテンプレート側で出していないか(特に一覧/検索/タグ)
  • canonical が別URLを指していないか(http/https、www有無、末尾スラッシュ)
  • x-robots-tag をCDN/アプリ側で付けていないか

Search Consoleなら、影響が出ているページをいくつか選んで URL検査 を見ます(「インデックス登録可否」と理由)。

4. クロール不能(サーバーエラー)を除外する

サイトが落ちている/遅すぎると、インデックス以前にクロールが途切れます。

  • Search Consoleの「クロール統計情報」でエラー/レスポンスタイムの変化を見る
  • 直近のデプロイ/設定変更(WAF/CDN/キャッシュ/ヘッダー)と時刻が一致していないか
  • 5xx/429 が増えていないか(アプリ/DB/レート制限)

CloudflareやWorker絡みで503が出る場合は、まず止血だけ優先します。

関連: /media/cloudflare-1102-503-first-response

5. sitemap が“発見”を担えているかだけ確認する

この30分では「sitemapを直す」のではなく、「sitemapで発見できているか」を確認します。

  • sitemapが正常に取得されているか(Search Consoleのサイトマップ)
  • lastmod が極端に未来/過去になっていないか(生成バグ)
  • noindex のURLや重複URLが大量に混ざっていないか

6. 移行/リダイレクト変更があったなら、まず“同一性”の崩れを疑う

よくあるのは、移行は成功しているが “Googleに同一ページとして伝わっていない” ケースです。

  • http→https、www有無、末尾スラッシュ、パラメータの扱いが変わった
  • 301/302 の扱いが変わった(意図せず302になっている)
  • canonical とリダイレクトの指す先がズレている

7. 30分後に「次の1時間でやること」を1つだけ決める

切り分けができたら、次の1時間は“手数を増やさない”のがコツです。

  • 設定ミスが濃厚 → 影響の大きいテンプレート/ミドルウェア変更だけを戻す
  • クロール不能が濃厚 → 直近変更を止めて、エラー率を下げる(先に安定化)
  • sitemap/移行が濃厚 → 代表URLを決めて、同一性(canonical/redirect)を揃える

「どのページが売上に近いか」も合わせて確認するなら、ページ別導線の見方を先に押さえるのが早いです。

関連: /media/page-path-revenue-funnel

参考(公式)

  • Google Search Central(クロールとインデックス登録): https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/overview
  • Search Console ヘルプ(URL検査): https://support.google.com/webmasters/answer/9012289

この記事を書いた人

川原

SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。

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