SiteOps
トップメディアダッシュボード更新履歴
記事一覧

Search Consoleでクロール異常(Crawl anomaly)が増えたとき、最初の30分でやること

Search Consoleのクロール異常(Crawl anomaly)を、例URL→返り値固定→止血順で30分で切り分けるチェックリスト。

著者: 川原更新: 2026-05-18検索改善RSS
Xで共有FacebookLinkedIn
料金相談

Search Consoleで「クロール異常(Crawl anomaly)」が増えたとき、最初の30分でやるべきことは “原因を推測する”ではなく「Googlebotが取りに行ったURLで、何が返っているかを確定する」 です。

この手順で「配信できていない(5xx/タイムアウト/ブロック)」が見えれば、検索の回復は“止血順”で一気に進みます。

0. まずやらないこと

  • 大量のURLを一括で再クロール/再送信して様子を見る
  • Cloudflare/WAF/キャッシュ/ルーティングを同時に触る
  • 404/リダイレクト/正規化の修正と混ぜて進める

初動で触るのは「影響範囲が小さく、戻せる差分」に限定します。

1. 何が起きているか(30秒で定義する)

  • どのドメインか(プロパティの取り違えがないか)
  • いつからか(デプロイ/設定変更の直後か)
  • 異常は 全体 か 一部のパス か(/media だけ、/api だけ、など)

関連: /media/domain-first-dashboard

2. Search Consoleで「例URL」を10本だけ抜く(5分)

Search Consoleの「ページ」レポートから、次をメモします。

  • 例URL(サンプル)を 10本(多すぎると散る)
  • 目立つパス(特定ディレクトリに偏っていないか)
  • 発生日(いつから増えたか)

ここで「特定ディレクトリだけ」なら、原因はだいたい“そのディレクトリの配信条件(認証/リダイレクト/WAF)”です。

3. 例URLを“外から”取りに行って、返り値を固定する(10分)

例URLを1本ずつ、まずはシンプルに確認します。

  • ブラウザ(シークレット)で開けるか
  • curlでステータスだけ見る(サーバーやCloudflareの応答を固定する)
curl -I "https://example.com/path"

ここで次が出たら、止血優先度は最大です。

  • 5xx(アプリ/エッジの障害)
  • 524(タイムアウト)
  • 403(WAF/ボット対策/国制限の誤爆)
  • 401(認証がかかっている)

関連:

  • /media/search-console-server-error-5xx-first-30-minutes
  • /media/cloudflare-524-timeout-first-30-minutes
  • /media/cloudflare-waf-blocks-googlebot-first-30-minutes

4. “Googlebotだけ失敗”を疑う(10分)

人間のブラウザでは開けるのに、botだけ失敗する典型があります。

  • WAF/Rate Limit/ボット対策が誤爆(User-AgentやIP帯で弾く)
  • 画像/JS/CSSなど静的配信にだけ制限が入った(結果的にレンダリングが崩れる)
  • 特定国/特定デバイスのみに制限が入った

ここは「何が返っているか」を先に固定してから、設定を最小で戻します。

関連: /media/cloudflare-waf-blocks-googlebot-first-30-minutes

5. 早く効く止血(戻せる差分だけ)

次の順で“配れる状態”に戻します。

  1. 重要ページの異常を0にする(トップ/料金/主要LP)
  2. sitemapや主要カテゴリなど「入口」の異常を0にする
  3. 例URLが偏っているなら、そのディレクトリの条件を最小修正

「触る場所」を固定できたら、直し方は早いです。

関連:

  • /media/robots-txt-crawl-stop-first-30-minutes
  • /media/search-console-sitemap-fetch-error-first-30-minutes

6. 復旧後にやること(次の30分)

  • 原因を「変更点」で固定(デプロイ/設定/データ)
  • 同じ条件で再発しないように、監視(5xx/タイムアウト/WAF誤爆)を最低限追加
  • 収益導線の近いページから戻りを確認

関連: /media/page-path-revenue-funnel


相談したいとき(“原因究明”より先に、止血の型を作る)

クロール異常は、原因が複数重なりがちです(WAF + タイムアウト + ルーティング事故など)。

SiteOpsなら、次をセットで“運営の型”に落とせます。

  • 例URLの抽出 → 返り値の固定 → 直す順番の自動化

  • 5xx/タイムアウト/WAF誤爆を、毎朝の優先順位で見られる状態にする

  • 料金と導入の流れ: /#pricing

参考にした一次情報

  • Google Search Central: Crawling and indexing
  • Google Search Central: HTTP status codes, network errors, and DNS issues

この記事を書いた人

川原

SiteOps編集チームの公開窓口として、検索、アクセス、収益データをもとにした運営判断の知見をまとめています。

著者情報

関連記事

Search ConsoleでAlternate page with proper canonical tagが増えたとき、最初の30分でやること検索改善更新: 2026-05-17Search Consoleで“Excluded by 'noindex' tag”が増えたとき、最初の30分でやること検索改善更新: 2026-05-16Search ConsoleでNot found (404)が急増したとき、最初の30分でやること検索改善更新: 2026-05-15
前の記事Search ConsoleでDiscovered - currently not indexedが増えたとき、最初の30分でやること次の記事Search ConsoleでSoft 404が増えたとき、最初の30分でやること

次にやること

複数サイトの検索、アクセス、収益データをまとめて見直すなら、SiteOpsのダッシュボードでサイト別に確認できます。

料金を見る相談したい / お問い合わせ